日本全体の少子高齢化が進み、インターネットや雑誌、新聞広告などで老人ホームの情報を目にする機会が増えてきました。綺麗な施設、笑顔で写る入居者、頑張っているスタッフ、魅力的に見える情報で溢れかえっています。
しかし、実際に入居した後、「こんなはずじゃなかった…」と不満の声をお聞きすることが非常に多いのも事実として有ります。
多くの人が入所を急ぐばかりに、しっかりと見学をせずに契約。後から「思っていたものと違った」と不満を漏らしています。人気のホームはすぐに満床となるため、ご家族の方も急いで契約してしまおうと考えがちです。
入居するご本人、ご家族、全員で見学を実施することを強くお勧め致します。入居先の施設の設備やサービスはもちろん、働くスタッフの方も重要なポイントになります。大事な終の棲家です、見学は納得がいくまで行うことをおすすめします!
立地
アクセス面も大きなポイントです。静かに暮らしたいから地方でのんびりとしたエリアを選ぶ方もいれば、ご家族や親族の方に会うことを優先して駅からのアクセスの良さを意識して都心部を選ぶ方もいらっしゃいます。
最近は医療機関併設型の有料老人ホーム、訪問で医療・看護サービスが受けられるサービス付き高齢者向け住宅が急激に増えています。介護と同時に継続的な医療行為を必要とする高齢者が増えていることからこのような医療一体型の施設に対するニーズが高まっているのです。
老人ホーム選びに必要なステップ
後悔しない老人ホーム選びをするために!
探し方の手順から予算計画・立地条件・サービス内容など選び方のポイントを、多角的な視点から詳しくわかりやすく解説しています。
1.どんな生活を送りたいかイメージする
今の生活に足りないもの、不便を感じること、不安を覚えることなど、現在の状況を整理し、理想とする生活を考えてみましょう。食事はどんな環境で食べたいか、お風呂はどんなお風呂が良いか、散歩に行く公園は近くに有るか、などなど。
2.条件を整理する
予算、立地、サービス内容などの条件を整理し、イメージした生活を満たすための条件に順位付けをします。
3.老人ホームを探す
実際に老人ホームを探します。インターネット、口コミなど、幅広く情報収集しましょう。
何ヶ所かオススメのホームをご提案させて頂きます。
4.老人ホームを比較する
複数の老人ホームを比較しましょう。比較することで新しい条件が見つかることがあります。
5.老人ホームを見学する
百聞は一見に如かず。実際にホームを見学しましょう。事前にチェックリストを作成すると効果的な見学ができます。
6.老人ホームの体験入居をする
入居したいホームが見つかったら、本契約の前に体験入居をしましょう。見学ではわからなかった部分も含め、最終確認を行います。